▼ なぜかマイクロ
どこかのメーカーがやるとは思っていたけれど、ついにというか、やはりというか、やってくれました。
オリンパスとパナソニック、「マイクロフォーサーズシステム」規格を発表
マウント内径を6ミリ縮小
フランジバックを20ミリに変更
電気接点数を9点から11点に増加
フォーサーズとの主な違いはこの3点。フランジバックの短さを考えると、イメージセンサーの大きさが110判程度とはいえ、一眼レフはありえないでしょう。ライブビューかFVF方式になるのでしょう。レンジファインダー機は…多分ないでしょう。
フランジバックが短くなることから広角レンズは設計の自由度が広がり、小型化が期待できそうではありますが、望遠レンズはバックフォーカスがもともと長くなるため、あまり期待しないほうがいいのでは。とはいってもOMシステム以来交換レンズの小型化にも実績のあるオリンパスなので期待したくなるのも事実。
この規格のコンセプトは「薄型化とフレンドリーさを重視した『高画質スリム一眼』」とのことだけど、一眼とは一眼レフの略なわけで、一眼レフとは一眼レフレックスの略なわけで、ミラーレスな「マイクロフォーサーズシステム」を一眼というのは無理があると思うぞ。
オリンパスとパナソニック、「マイクロフォーサーズシステム」規格を発表
マウント内径を6ミリ縮小
フランジバックを20ミリに変更
電気接点数を9点から11点に増加
フォーサーズとの主な違いはこの3点。フランジバックの短さを考えると、イメージセンサーの大きさが110判程度とはいえ、一眼レフはありえないでしょう。ライブビューかFVF方式になるのでしょう。レンジファインダー機は…多分ないでしょう。
フランジバックが短くなることから広角レンズは設計の自由度が広がり、小型化が期待できそうではありますが、望遠レンズはバックフォーカスがもともと長くなるため、あまり期待しないほうがいいのでは。とはいってもOMシステム以来交換レンズの小型化にも実績のあるオリンパスなので期待したくなるのも事実。
この規格のコンセプトは「薄型化とフレンドリーさを重視した『高画質スリム一眼』」とのことだけど、一眼とは一眼レフの略なわけで、一眼レフとは一眼レフレックスの略なわけで、ミラーレスな「マイクロフォーサーズシステム」を一眼というのは無理があると思うぞ。
Phase One 6050万画素(53.9×40.4ミリ)
Kodak 5000万画素(49.1×36.8)
いずれも最近発表された中判デジタル用のデジタルバックとフルフレームCCDセンサー。
こういうのが本当のコマーシャルフォトのためのデジタルカメラなのだろうな、きっと。フルサイズデジタルで2000万画素オーバー程度の世界とは全くもって次元が異なる。フルサイズデジタルならCMOSセンサーだというのに、それよりも遥かに大きいセンサーサイズにも関わらずCCDセンサーというのもメチャクチャ贅沢だわな。一般ユーザーはもちろんのこと、雑誌や広告の世界で仕事をしている多くのプロカメラマンにとっても無縁の存在といえる。なにせデジタルバックだけでもキヤノンEOS-1Ds MARK |||が何台も買えてしまう値段だし。Phase OneのデジタルバックだとEOS-1Ds MARK |||が4台買えてオツリでレンズが3、4本は買えてしまうほどの価格なのである。このデジタルバックを使うカメラがこれまた同じくらいの値段だ。カメラとデジタルバックの値段で800万円くらいになってしまうから、中古のポルシェが買えるぞ、きっと。かつてMacはそのあまりに高額な値段から「パソコンのポルシェ」なんて揶揄されたものだが、これは「デジカメのポルシェ」でなくて「ポルシェも買える(値段の)デジカメ」。ハイエンドな中判デジタルの世界とはなんともすさまじい。
ライカやコンタックスは家一軒分ほどの値段がした時代がかつてあったらしいけれど、ハイエンド中判デジタルがそれに近いかもしれんな。ただし、都市部から少し離れた地方都市の中古マンション程度ではあるけど。
Kodak 5000万画素(49.1×36.8)
いずれも最近発表された中判デジタル用のデジタルバックとフルフレームCCDセンサー。
こういうのが本当のコマーシャルフォトのためのデジタルカメラなのだろうな、きっと。フルサイズデジタルで2000万画素オーバー程度の世界とは全くもって次元が異なる。フルサイズデジタルならCMOSセンサーだというのに、それよりも遥かに大きいセンサーサイズにも関わらずCCDセンサーというのもメチャクチャ贅沢だわな。一般ユーザーはもちろんのこと、雑誌や広告の世界で仕事をしている多くのプロカメラマンにとっても無縁の存在といえる。なにせデジタルバックだけでもキヤノンEOS-1Ds MARK |||が何台も買えてしまう値段だし。Phase OneのデジタルバックだとEOS-1Ds MARK |||が4台買えてオツリでレンズが3、4本は買えてしまうほどの価格なのである。このデジタルバックを使うカメラがこれまた同じくらいの値段だ。カメラとデジタルバックの値段で800万円くらいになってしまうから、中古のポルシェが買えるぞ、きっと。かつてMacはそのあまりに高額な値段から「パソコンのポルシェ」なんて揶揄されたものだが、これは「デジカメのポルシェ」でなくて「ポルシェも買える(値段の)デジカメ」。ハイエンドな中判デジタルの世界とはなんともすさまじい。
ライカやコンタックスは家一軒分ほどの値段がした時代がかつてあったらしいけれど、ハイエンド中判デジタルがそれに近いかもしれんな。ただし、都市部から少し離れた地方都市の中古マンション程度ではあるけど。
▼ 色はイロイロ
一眼レフがデジタルになってからというもの、カラーバリエーションが少なくなってしまったと感じるのは気のせいなのだろうか。かつて35ミリMF一眼レフの時代には必ずといっていいほどシルバーとブラックの2種類のカラーが存在していた。当時はシルバー仕上げが基本でブラック仕上げは「プロ」向けといった暗黙のルールみたいなものがあった。っていうよりブラック仕上げのほうが高かったからなのだが。基本的にはこの2種類だったが、ライカのルフトヴァッフェ仕様のブルーグレーや、コンバットグラフィックのオリーブドラブといった軍用カメラに見られる独特のカラーもあったし、キヤノンF-1にもオリーブドラブ仕様があったし、ライカにはサファリというオリーブドラブ仕上げが存在していた。また限定販売モデルではゴールド仕上げなんていうバブリーなカラーもあったのだ。それから京セラのサムライというハーフサイズのレンズ固定式一眼レフカメラには「ベネトンカラー」もあった。といってもカラーリングがベネトンっぽいだけで、確かマルイだけで販売された限定版なのだが…ベネトンとは全く関係はない。レアなところでミノルタα7700i(だったと思う)の「ミール仕様」ではホワイト仕上げなんていうものあった。
35ミリ一眼レフもAFが当たり前になってくるとブラック仕上げが基本となってきて、デジタル一眼レフではブラック仕上げが当たり前になってしまった。
コンパクトカメラやコンパクトデジカメのようにカラーリングが豊富でなくてもいい。だけど黒一色というのもなんとかして欲しいものである。メーカーの本音としては売れないカラーリングなんか出してられないのだろうけど。
35ミリ一眼レフもAFが当たり前になってくるとブラック仕上げが基本となってきて、デジタル一眼レフではブラック仕上げが当たり前になってしまった。
コンパクトカメラやコンパクトデジカメのようにカラーリングが豊富でなくてもいい。だけど黒一色というのもなんとかして欲しいものである。メーカーの本音としては売れないカラーリングなんか出してられないのだろうけど。
今年のデジタル一眼レフの国内出荷台数は、2008年4月までの累計で前年同月比31.2%増、このままだと1980年に記録した約128万台を超えそうな勢いなのだという。
1980年がピークだったとは、ちょっと意外な感じ。
1980年といえば、中学生だったのだけれど、クラスの男子の中で一眼レフカメラを持っているのは7,8人はいたような気が…するなあ。当時は1クラス40人強だったわけで、男子生徒は23、4人。ということは男子生徒3割ぐらいは自分の一眼レフを持っていたことになるわけね。まあ、当時の男子中高生の欲しいものというと、システムステレオか自転車(ドロップハンドルの俗にランドナーというアレ)か一眼レフカメラだったのよ。男子中高生がそのくらい自分の一眼レフを持っていたわけだから、1980年が一眼レフの国内出荷台数のピークだったのも当然か。担任教師を初め先生たちもキヤノンAE-1やらニコンFEやらオリンパスOM-2やらペンタックスMEやらで学校行事のたびにカメラマンしてました。教員だけでなく父兄もだけど。ちなみに自分の中学校で人気があったのはオリンパスOM-2Nでした。もひとつちなみにこの年自分が買ってもらったのもOM-2N。
この頃の一眼レフブーム老いも若きもが支えていたのだと思われるけれど、今のデジタル一眼レフブームを支えているのはパパママ世代以上の年齢層だと思えてしようがないのですが、気のせいなのかな。中高生はカメラ付きケータイがあるからなのか、あまりデジタル一眼レフに興味がないのではないでしょうか。
それよりも今のブームが終った後は…。想像するのがちょっとコワいような。今のブームもデジタル一眼レフは売れているけど、交換レンズは今ひとつ売れ行きが伸び悩んでいるというし。
1980年がピークだったとは、ちょっと意外な感じ。
1980年といえば、中学生だったのだけれど、クラスの男子の中で一眼レフカメラを持っているのは7,8人はいたような気が…するなあ。当時は1クラス40人強だったわけで、男子生徒は23、4人。ということは男子生徒3割ぐらいは自分の一眼レフを持っていたことになるわけね。まあ、当時の男子中高生の欲しいものというと、システムステレオか自転車(ドロップハンドルの俗にランドナーというアレ)か一眼レフカメラだったのよ。男子中高生がそのくらい自分の一眼レフを持っていたわけだから、1980年が一眼レフの国内出荷台数のピークだったのも当然か。担任教師を初め先生たちもキヤノンAE-1やらニコンFEやらオリンパスOM-2やらペンタックスMEやらで学校行事のたびにカメラマンしてました。教員だけでなく父兄もだけど。ちなみに自分の中学校で人気があったのはオリンパスOM-2Nでした。もひとつちなみにこの年自分が買ってもらったのもOM-2N。
この頃の一眼レフブーム老いも若きもが支えていたのだと思われるけれど、今のデジタル一眼レフブームを支えているのはパパママ世代以上の年齢層だと思えてしようがないのですが、気のせいなのかな。中高生はカメラ付きケータイがあるからなのか、あまりデジタル一眼レフに興味がないのではないでしょうか。
それよりも今のブームが終った後は…。想像するのがちょっとコワいような。今のブームもデジタル一眼レフは売れているけど、交換レンズは今ひとつ売れ行きが伸び悩んでいるというし。
ヒストリーチャンネルで放送されていた映画「札幌オリンピック」を見ていたのだけれど、報道陣や観客のカメラにつくづく“時代”を感じてしまいました。報道陣の中にはスピグラも使っているカメラマンがいたりして、まだまだ現役だったのね。グラフ誌では35ミリ一眼レフだとまだまだ使えなかったのでしょうか。特にカラーフィルムは35ミリだとコダクロームぐらしか使えなかったのかも。観客のカメラはというと、ペンタックスSPだったり、ミノルタSR101だったり、メーカーがわからなかったけど、110判のポケットカメラだったりと、ニコンやキヤノンなどまだまだ高根の花だった時代だったのね。オリンパスOM-1なんてこの翌年の発売だから絶対出てこないし。
でも実は36年も昔だったんだなあと一番思い知らされるのが、ムービーカメラがビデオカメラではなくて、16ミリ(だと思う)のカメラだということ。当時はテレビもフィルムだったのね。
でも実は36年も昔だったんだなあと一番思い知らされるのが、ムービーカメラがビデオカメラではなくて、16ミリ(だと思う)のカメラだということ。当時はテレビもフィルムだったのね。
▼ 光速レンズの黄昏
ライカのノルティルックスM50ミリF1.0がとうとう生産中止になるのだとか。このレンズは現行の35ミリカメラ、というよりもカメラ用のレンズとしてはもっとも明るいレンズだといえる。このレンズよりも明るいレンズというとキヤノンの50ミリF0.95、あとはツァイスのF0.7のシネカメラ用レンズぐらいだろう。ツァイスのF0.7レンズはスタンリー・キューブリックが「バリー・リンドン」の中で使用したと伝えられている。これ以外の映画でも使用された例があるのかもしれないが、話としても伝わっていないので、カスタムモデルだったのかもしれない。またキヤノンの50ミリF0.95の実効F値は0.99なのでノルティルックスM50ミリF1.0よりも明るいレンズと言い切るのは無理がないわけでもない。F0.95といっても公差の範囲内ではあるにしても。35ミリ一眼レフ用にもキヤノンEOS用のEF50ミリF1.0Lがあった。まあ、特殊用途のレンズにはもっとあるだろうけど。
ノルティルックスM50ミリF1.0の生産中止には一つの時代の終焉を感じてしまう。かつてはどのメーカーでも明るい単焦点レンズをラインナップに加えていた。それが技術力を誇示する一つの方法だったからだろう。
ノルティルックスM50ミリF1.0の生産中止には一つの時代の終焉を感じてしまう。かつてはどのメーカーでも明るい単焦点レンズをラインナップに加えていた。それが技術力を誇示する一つの方法だったからだろう。
かねてから噂があったニコンD700が7月1日発表された。ニコンD3と同じCMOSセンサーにAFセンサーを搭載し、その他のハードウェアもほぼ同じありながら、ボディサイズを小型化している。CFカードスロットがシングルだったり、ファインダー視野率や連写性能などスペックダウンされている面も確かにあるのだが、一般的な使用ではそれほど問題にはならないだろう。
一方ではニコンD3よりも便利になっている面もある。ニコンD3にはないストロボが内蔵され、またCMOSセンサーにはダスト除去機能が加えられた。ニコンに限らずキヤノンでも最高級機ではストロボが内蔵されていない。プロカメラマンが使うことを前提としているからかもしれないが、アマチュアに限らずプロであっても内蔵ストロボというのは意外と使えるものなのである。また現在のダスト除去機能はどのメーカーのものも完全とはいえないのものの、あれば便利なのは言うまでもない。これらの点でいえばD700の方がユーザー本位のカメラになったといえるかもしれない。D3ユーザーにしてみれば、複雑な気持ちになっているようにも思えるが。
ニコンD700の登場によってニコンD3の高画素版(D3X)がいよいよ現実味を帯びてきたような気がする。今年のフォトキナあたりでプロトタイプが発表されてるかもしれない。ソニーのフルサイズ機も今年中の登場が確実視されているし、フルサイズデジタル一眼レフのマーケット争いが加熱しそうな予感がする。フルサイズにはフルサイズの良さがあるし、APS-Cサイズ、フォーサーズにも、それぞれの長所がある。それぞれが利点を活かして残っていくのが望ましいと思うのだけど。
一方ではニコンD3よりも便利になっている面もある。ニコンD3にはないストロボが内蔵され、またCMOSセンサーにはダスト除去機能が加えられた。ニコンに限らずキヤノンでも最高級機ではストロボが内蔵されていない。プロカメラマンが使うことを前提としているからかもしれないが、アマチュアに限らずプロであっても内蔵ストロボというのは意外と使えるものなのである。また現在のダスト除去機能はどのメーカーのものも完全とはいえないのものの、あれば便利なのは言うまでもない。これらの点でいえばD700の方がユーザー本位のカメラになったといえるかもしれない。D3ユーザーにしてみれば、複雑な気持ちになっているようにも思えるが。
ニコンD700の登場によってニコンD3の高画素版(D3X)がいよいよ現実味を帯びてきたような気がする。今年のフォトキナあたりでプロトタイプが発表されてるかもしれない。ソニーのフルサイズ機も今年中の登場が確実視されているし、フルサイズデジタル一眼レフのマーケット争いが加熱しそうな予感がする。フルサイズにはフルサイズの良さがあるし、APS-Cサイズ、フォーサーズにも、それぞれの長所がある。それぞれが利点を活かして残っていくのが望ましいと思うのだけど。
先日ソニーが開発を発表した新型CMOSセンサー、これはなかなか期待できそうな気がする。開発したのは、有効500万画素、画素サイズ1.7μm、60フレーム/秒の裏面照射型CMOSイメージセンサーということなので、1/4インチ程度のコンパクトデジカメやカメラ付ケータイ向けの製品なのだろう。それでも、これまではマイクロレンズで集光されて、カラーフィルターを通過した光が、配線を通り抜けてからフォトダイオードに到達するわけだから、フォトダイオードは一番奥になっていた。それがソニーの「裏面照射型CMOSイメージセンサー」ではマイクロレンズとカラーフィルターの下にフォトダイオードがあり、その奥に配線をもってきた。つまりは配線とフォトダイオードをひっくり返したわけで、まさにコロンブスの卵的発想というか、コペルニクス的展開(という言い方はちょっと違うな)。
フォトダイオードと配線の位置を入れ替えたのを「裏面照射型」と呼ぶのはどうかな、と思わないでもない。もっと別の呼び方ってなかったのかね。いかにも英語での名称を直訳した感があって誤解を招きそうな気が…。
フォトダイオードと配線の位置を入れ替えたのを「裏面照射型」と呼ぶのはどうかな、と思わないでもない。もっと別の呼び方ってなかったのかね。いかにも英語での名称を直訳した感があって誤解を招きそうな気が…。







