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写真工業が休刊なんですと 

写真工業出版社が発行するカメラ雑誌「写真工業」が現在発売中の2008年12月号で休刊するのだそうだ。1952年創刊だから56年間で幕を閉じることになったわけですな。
カメラ雑誌というとデジタルカメラ全盛の現代ならともかく、銀塩写真時代には大抵フォトコンテストなんていうページがあったりしたのだけれど、この雑誌はそんなページなどなく、光学系機械系化学系のかなりディープな記事満載の“硬派”な雑誌という印象がありました。フォトコンテストのページがないとはいえ、厚さは「アサヒカメラ」や「日本カメラ」の半分以下。ようするに広告が少ないからなんですが。この雑誌を立ち読みしたり、時には買ったりするたびに他のカメラ雑誌には如何に広告が多いかを実感させられるという意味でも、まあ“硬派”な雑誌だった気がする。
デジタルカメラ黎明期には今とは異なりデジタル関連の記事もそれなりに充実していて、とはいってもアプリケーション関連が多かったような。
デジタル全盛の最近は、ブームが去っていったクラシックカメラ関係の記事が多かったりして、それがいかにも「写真工業」らしいと思ってはいたんだけど。ついに休刊。
昨年は朝日ソノラマの「クラシックカメラ専科」が休刊したし、今年は玄光社の「フォトテクニック」が「フォトテクニックデジタル」と統合されることで実質的に休刊になった。「フォトテクニック」もカメラ雑誌の中ではハウツー記事を重視した“実戦派”雑誌だったような気がする。こういう個性的な雑誌がなくなるのは寂しさも感じる。でも我が世の春を謳歌しているようにも見えるデジタルカメラ雑誌もあと5年か、10年くらいもすればほとんど消えてなくなってしまうにはちがいないけれどさ。その時には寂しさも感じないんだろうな、きっと。
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[ 2008/11/26 23:37 ] 本、雑誌の話 | TB(0) | CM(0)

なぜにパンチパーマ 

土曜日の深夜、テレビ東京で「バリ・シネ」というゴールデンタイムでオンエアーしにくい映画を扱う番組があるのだけれど、先日11月16日深夜には「ゴルゴ13 九竜の首」を放送していました。たまたま起きていたので、観ていたのですが、これがなかなかの快作。
ゴルゴ13といってもアニメじゃありませんよ、実写なの。ゴルゴ13=デューク東郷に扮するのは千葉真一(当時)。鶴田浩二も謎な人物(ゴルゴ13に協力する役)として出演していました。他にはジェリー伊藤が外交官でありながら香港の裏社会を牛耳る裏のボス役、志穂美悦子がなぜか香港の女性刑事役、新藤恵美が香港からの留学生役で出演。志穂美悦子はアクション女優として売り出すための出演だっtのでしょうか。
実写版ゴルゴ13には1973年制作の高倉健バージョンもあるわけですが、こちらのゴルゴ13=デューク東郷がまんま「高倉健」なのに対し、1977年制作の「ゴルゴ13 九竜の首」のゴルゴ13=デューク東郷、千葉真一バージョンはというと、やたらと見た目が濃いのなんの。パンチパーマに極太眉、太モミアゲ、おいおいちょっと作り過ぎだろとツッコミ入れたくなるメイクが目に焼き付くのなんの。高倉健バージョンがステルス性の高そうな地味な衣装なのに、千葉真一バージョンでは狙撃のシーン以外ではなぜか目立ち過ぎだろという衣装がまたツッコミどころだったりする。だって明らかに不審者にしか見えないんだもの。
でも観ていくうちにやり過ぎな分厚いメイクだとか、香港テイストなアクションシーンだとか、富山敬が何人もの香港俳優の吹替えをしているだとか、そんなことはどうでもよくなってきてしまう程度にはアクション映画として成立しているのが不思議なんだな。
[ 2008/11/17 23:24 ] テレビ、映画の話 | TB(0) | CM(0)