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サンニッパも逃げ出す超弩級135ミリレンズ 

写真工業というカメラ雑誌をご存知だろうか?かなり専門的かつヲタ度の高い、ややもすると取っつきにくい内容のカメラ雑誌ではあるけれど、ときどき買ってしまう。今月も久々に買ってしまった。135ミリレンズの特集につられてしまったからだ。135ミリレンズはその昔、アマチュアがまず最初に購入する望遠レンズの王道だった。広角28ミリか35ミリ、標準50ミリ、そして望遠135ミリというのが初心者が買う交換レンズの定番だったのよ。まあ、ニャントニオが本格的に写真を始めた30年近く前には望遠135ミリでなくて、望遠200ミリと2倍のテレコンバーター、あるいは75~150ミリズームか80~200ミリズームなんてパターンもあったりしたけど。カメラメーカーはもちろんレンズメーカーも135ミリレンズを必ずラインナップしていた時代だった。
今では135ミリレンズがラインナップに存在しないメーカーも多い。レンズメーカーはすべてそうだし、カメラメーカーでもペンタックスとオリンパスには135ミリレンズがない。まあ、オリンパスはフォーサーズ規格しかないので135ミリ相当レンズになるわけだけれど。
写真工業7月号の135ミリレンズ特集を読みたかったのは、実のところノリタール135ミリF1.4とソリゴール135ミリF1.5が取り上げられていたからだ。どちらのレンズも135ミリレンズとしては常識はずれの明るさを持つレンズ、なにせ135ミリにもかかわらずF1.4とF1.5、超弩級のレンズといっていい。その存在は知っていたが、コムラー85ミリF1.4と並ぶいわば幻のレンズといってもいいくらいレアもののレンズなのですよ。記事中にはそれぞれニコンF2に装着した写真が載っていのだが、やたらとデカい。サンニッパの300ミリレンズ並の大きさ。作例写真で見る限りはどちらもボケのキレイな点では現代のF2クラスの135ミリレンズにも勝るとも劣らない。ただ印刷だからなあ、原版で見たらもっとボケがキレイなんだろうな。
恐らくこのような超弩級単焦点レンズはこれからは造られることがないだろう。今ではズーム比何倍だの、ズームレンズで全域F2.8だとかF2.0の明るさだの、超弩級レンズのトレンドはそういった方向へ行ってしまっているからだ。現実的にも135ミリレンズでF1.8よりも明るいレンズなんて必要性がなくなってしまっている。デジタルならISO400相当に感度アップしても破綻がなくなってきているし、フィルムでもISO400なら粒状性も必要にして十分なものになっているからだ。このような超弩級単焦点レンズが存在したのはフィルムの感度がまだまだ低く、かつ高感度フィルムが実用性に欠ける時代だったからに他ならない。






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[ 2007/06/26 23:47 ] カメラ、写真のネタ | TB(0) | CM(1)

持ってます。

ソリゴールの1.5持ってます。とても楽しいです。ブログとかで作例出してるのは私と山形の人と2人しか知りません。
[ 2012/01/17 10:15 ] [ 編集 ]

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